一昨年、すっかり夢中になってしまった「ウルトラマンメビウス」。
昭和ウルトラ世代のツボを押さえた作りは何度鳥肌をたてたことだったろうか。
で、新作映画。
「大決戦! 超ウルトラ8兄弟」である。
正直、平成ウルトラってリアルタイム世代じゃないんですね。
(といいつつティガは観てたような気もするが(笑))
でも観てみたい、劇場で!。
前作も散々考えた挙句に劇場では観ずじまい。
DVDでの鑑賞と相成った訳ですが、今回はぜひとも大スクリーンで観てみたい。
そこで問題が発生するのだ。
それはアラフォー男子が1人で観にいける映画かということ。
アタシゃシネコンのチケット売り場のお姉さんに「『大決戦! ウルトラ8兄弟』のチケットください」とは
よー言わんよ。
(この間の「寝るまでまって」オフ会の予約名をいうのも大概恥ずかしかったが)
さて、どーしたものか・・・。
まずはこちらの動画を。
これどこかの遊園地のウルトラマンショーなんでしょうが、この面白さが分かるかな。
これすなわち、ウルトラマンダイナ=アスカ・シン=つるの剛士ってことですよ。
それにしても「羞恥心~」なんていいのかよ、ウルトラマンにさせても(笑)。
先日、祝!第2弾映画化という記事をアップしたが具体的な形で見えてきた。
『大決戦!ウルトラ8兄弟』公式サイト
どうやら今回の主人公はティガ!。
しかもダイゴ=長野博(V6)まで出てくるというからある意味スゴイ。彼は年齢不詳なところあるから(笑)、今ダイゴやっても違和感なさそうだね。
で残り7人のウルトラマンであるが、公式サイトを観る限りDANDY4(マン=黒部進・セブン=森次晃嗣・新マン=団時朗・エース=高峰圭二)の出演は確定的。
(ナゼ人間体も確定かというと、それは森次さんがでると自分のサイトに書いたから(現在削除)ですよ)
今回もタロウには逃げられましたかね(苦笑)。
しかし篠田さんはウルトラシリーズに出てくれることはないのだろうか・・・。
残りは3。
今回書くのに参考にさせて頂いた特撮ヒーロー作戦さんによれば平成ウルトラ3部作(ダイナ=つるの剛士、ガイア=吉岡毅志)も決まりのようです。
となると残りのひとつがメビウスってことになるんでしょう。
当然のことながら五十嵐隼士君も出演するはず・・・。(彼だけ人間体なしなんて考えにくいものね)
ということは、タロウ、レオやアストラ、ゾフィーに80なんかは出ないということか。あ、ヒカリやマックスもか。
うーん、残念だがその次に期待しますか。
今回の舞台は横浜。
せっかくの地元、エキストラ募集もあるみたいですけどアタシは観るだけにしておきます。走り続けるのツライもの(笑)。
最後に、こういう記事も。
円谷プロ 映像グループの傘下に 経営放漫すぎたと買収側バッサリ(東京中日スポーツ2007年10月18日
映像コンテンツ制作・提供のティー・ワイ・オー(TYO)は17日、東京都港区のグランドプリンスホテル高輪で会見し「ウルトラマン」シリーズの制作で知られる円谷プロダクションの株式の68%を取得し、18日付で傘下に収めると発表した。大胆なリストラをする一方で新たな映画製作やキャラクター権利ビジネスなどを拡充してゆく。
円谷一夫社長は18日付で退任し、創業者一族は経営から手を引く。
TYOの吉田博昭社長は円谷プロについて「仕事をしてない人が多すぎる。使われてないオフィスが多すぎる。意味の無い出費が多すぎる、組織ができていない…」「同族経営で家族と企業がごっちゃになり(経営が)行き詰まっていた」とバッサリ。続けて「私は20社くらいM&A(企業買収)してきたが今までで最も改革が楽。だって何をやってもすべて改革になるんだから」と歯に衣(きぬ)着せぬ批判が飛び出した。
また、「ウルトラマン」シリーズの映像については「CGを増やす」と明言。円谷プロはスタジオにミニチュア都市などを組み立てて怪獣との戦闘場面を撮影する手法が人気だったが「CG合成でもっとリアルな映像がより安価にできる」と合理的な経営に転換することを主張。「(実写の)チャチさが良いというのはオタク。あまりにも少数の異常な愛着にこだわってはいけない」と一部ファンが怒りそうな発言も飛び出した。
いいたい放題ですね(笑)。
円谷プロの放漫経営についてはそりゃその通りなんですが、映像技術に関してはどうなのかな、とも思います。
特撮が金食い虫なのはそうでしょう。
CGが金がかからないのか分かりませんが、ハリウッド映画のCGはめちゃくちゃお金がかかると聞いたことがあります。
それくらいのCGみせてくれるならともかくチャチなCGって救いがないですからねぇ。(実際メビウス1のCGはいいとは思いませんでしたし)
ま、この辺は新経営陣のお手並み拝見ということで論評は後日(来秋?)。
ウルトラマン身売り…円谷プロ映像大手TYO傘下に
9月12日17時2分(夕刊フジ)
「ウルトラマン」で知られる円谷プロダクションが経営難から身売りすることが12日分かった。同プロの大株主・円谷エンタープライズが10月中旬に第三者割当増資を行い、CMなど映像制作大手のティー・ワイ・オー(TYO)が8000万円で引き受ける。これにより、円谷プロはTYO傘下となる。
TYOが12日発表したリリースによると、最近の円谷プロは、映画製作費負担の増加、長年の同族経営による経営基盤の弱体化などで経営が悪化、“カラータイマー点滅”状態にあった。TYOは円谷グループへの経営参画で、経営再建を目指す。
具体的には、現在、円谷プロ株の約45%を所有する円谷エンタの増資と同時に、円谷一夫会長兼社長が所有する円谷プロ株約22%を円谷エンタに譲渡。TYOは円谷プロ株68%を所有する円谷エンタ株式の80%を所有する。これに伴い、円谷プロでは円谷会長兼社長を除いた役員が退任し、TYOの吉田博昭社長らが新役員となる予定。
円谷プロは、今年6月の株主総会で大幅なリストラを主張した大山茂樹前社長を、円谷会長が解任した。10月からは生誕40周年のウルトラセブンが「ウルトラセブンX」(TBS系)として復活するが、同社救済には間に合わなかった。
こういう噂自体は結構前からあった。
ただ「ウルトラマンメビウス」の成功(「ビジネス」としてのではないところが・・・なのではあるが)で世界観がさらに広がったウルトラシリーズ、メビウスの続編?の製作も決まった(コチラ参照)ことで、歯牙にもかけていなかった。
まさに青天の霹靂である。
クリエーターとしての円谷は一級品である。
でも結局、良くも悪くもクリエーター馬鹿だったのかもしれない。
企業として利益の出るビジネスモデルにできなかったという意味では。
ちなみにこんな話もある。
■「好みのキャラ」「玩具販売」 ともに好勝負(izaより抜粋)
バンダイが子供を持つ親に好きなキャラクターを聞いたアンケートでは、男子1000人中で72人が「仮面ライダー」を挙げて第4位に入った。
「ウルトラマン」シリーズは60人で6位、「スーパー戦隊」シリーズは57人で7位といずれも上位にランクインした。
バンダイではこれらの玩具も製品化している。2006年度決算で「ウルトラマン」は36億円を売り上げ、07年度も50億円を見込んでいる。「ウルトラ」シリーズは07年3月に「ウルトラマンメビウス」が終了して、新番組が放送されていない。
新作が放送されている「スーパー戦隊」は今期100億円(06年度は101億円)、「仮面ライダー」は同90億円(同71億円)を見込み「ウルトラマン」を上回っている。
玩具売上げが戦隊シリーズや平成ライダーの約半分ということが、即子供の人気がないということでは勿論ない。
だが劇場版「メビウス」も不振だったと聞く。
観る人観る人が大絶賛する映画がなぜこけたか、関係者はよく考える必要があるのではないか?。
幸い、買収先であるTYOはウルトラシリーズを評価しているようだし直近にウルトラシリーズが終了することはないとのことでひとまず胸をなでおろしている。
ウルトラの星はアタシたちの頭上に常に輝いていなければならんのだよ!。
「ウルトラマンの映画化が決定」とあったので確認。
モロボシダン役の森次晃嗣さんの公式サイトで、
「10月映画撮影開始 横浜を舞台にウルトラ兄弟が活躍する。昨年に続く第2弾!」と出ているのだ。
(ちなみに円谷公式サイトでは一切触れられていない(笑)。これはフライングなのか?)
「昨年に続く第2弾」とある以上、メビウス続編と見て間違いないでしょう。
ひとつビミョーだなと思うのが、10月撮影開始ということは公開が翌年の夏休み頃になるのかな、となるとメビウスが主役ではなくて次のウルトラ戦士になるという気もしますね。
にしても、「ウルトラセブンX」の10月からのレギュラー放送に加えて明るいネタが見えてきました。